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Adventure

ばんくしの日常とか気になった事とかを書く。世界の全てが欲しい物リスト goo.gl/nAnlxg 高専から大学院、エンジニアとして就職。経歴とかブログとか作品とか大体Webサイトに書いてあるからそっちでよしなに。 vaaaaanquish.jp

新卒入社して1年が経ったので年記

- はじめに -

一応エンジニアとして1年社会人が続いたので感想とか。

エンジニアといってもR&D部なのでちょっと特殊かも。

だらだら書くだけなので興味なければ大丈夫。


- 会社に入るまで -

高専機械学習関連の研究したくなって大学に編入して、大学院卒まで勉強して就職した。

特に他意はないが、D進の道とどちらも用意した上で「金稼ぎてえな」となったから。
博士として研究しつつ自分の生活を維持するだけ稼ぐのが今の日本かつ自分の環境下だと厳しそうだった。
ろくろを回すのは性格上無理なので、バックに石油王を付ける以外就職しかなかった。

就活

就活は大学院1年の1月くらいにスタートした。
日々の活動の傍ら、月1,2回息抜きに活動した。
大体研究所とかR&D、バックエンド開発みたいなキーワードで探した。


合同企業説明会は、似合ってもないスーツを着てクソどうでもいい演説を聞いて他の大学生の意味不明な質問に付き合うような会というイメージが拭えなかったし、実際最初の頃に物味遊山に行ったけど本当にキツい時間だったのでそれ以来行かなかった。ノベルティが貰えるのはちょっと得した気がするし、今ならメルカリで売るとか出来るんじゃないかとか思ったりする(しない方がいいとも思う)。

大手の研究所はどうしてもそういう大きな説明会でしか情報が得られないので、他の学生が行った情報を聞いたり、合同説明会が開催される日のリストからTwitterに気になる企業名を付けてツイートしてるアレな大学生のアカウントとかを収集してSlackに投稿するbotとかでななんとかしていた。

あとFacebookでは一応名ばかりの友達が居たので、イベント情報とかは参考にした。
小さい企業とかだと、内定者はFacebookで繋がって~」という企業がちらほらあって、その学生がどんな就活してるのか見た気がする。
毛嫌いしないでFacebookでも友達は増やしておくと良いという事が分かった。


別に順風満帆に全て進んだ訳ではなくて、逆求人系のイベントを開催してるアカリクのよくわからんオッサンに「履歴書が技術寄り過ぎるしそんな尖ってたらどこも受からないよ」と休憩時間に30分ダメ出しされたり、goodfindが企画してる小さなベンチャー企業の就活イベントで「もっと自分をアピールしてかなきゃ!」等と参加者全員の前に立たされて言われたりした。
そういうのは大体途中で帰った。

帰らなくても良かったのはやっぱり寿司とか肉が食べられるやつで、交通費も出たらプラスしかなかった。
本当ニクリーチとかは、学生側としてキツい企業やエンジニアに当たっても肉食えるメリットがあるので吉だと思う。

後、当時IT関連で炎上していた企業にも行ってエンジニアの話を聞くことが出来たのはよかった。
これは本当に良いし、就活生にしかできない事なので経験してみて良かったと思う。
「最近これ炎上してますけど裏側どうなんすか!?」って聞けば大体苦い顔で教えてくれるが落とされる。
それだけ「技術的負債がこういう経緯でこうあって~」「会社の文化が~」という話は貴重だ。


エントリーシートは1枚TeXで様式作って、ちょいちょい変えながらPDFにしてDropboxに入れておいて当日会社の最寄りコンビニで印刷していくみたいな感じだったけど、別に否定される事はなかった。
LaTeXで作ってるんすよ~」みたいな話のネタにして盛り上がった日もあれば、「TeXって何?」って面接官のエンジニアが言い出してマジで知らなくて(それ以外の理由もあったが)お断りした会社もあった。
意外だったけど、誰でも知ってるような家電やらPCやら作ってる大手企業の研究所でも印刷して持っていったエントリーシートで何とかなった。
時代は徐々に進歩してるのかもなって思った。

「自社専用エントリーサイトに登録してフォームを記入してね!」みたいな採用活動してる会社は一切受けなかった。
どう考えてもダルビッシュYouTubeチャンネルくらいダルいし意味不明だし、実施企業は考え直して欲しい。
OpenESもかなりキツい仕様で得るものは無いと思うが、その専用フォーム入力も同等にキツいんじゃ。

たまに話題になるが就活電話とかも特に受け取ることはなく、メールでのやり取りが大半だった。
大学生も忙しいしメールで十分だなって1年経っても思う。
時代は進みつつあった。

こんなノリでも、スーツも着ずにジャケットだけ羽織って活動して何社かに内定を貰った。

今の会社以外の思い出

普通に何社か内定を貰った。

ベンチャー系の企業は内定者研修とか「卒業までアルバイト!インターン!」を迫ってきて、「学生にそんな時間はねえだろアホか勉学と研究に励ませろ」となった。
大手企業系の偉大さは、内定後の2月後半まで何の連絡も来なかった事だと思う(それはそれで不安だったが)。
大企業はそんな学生使ってまでするような事ねえんだろうなってなった。

まあでも一応自分が気に入った会社を選んだつもりだったので、正直内定者研修とかは全部参加した。
おかげで大学院2年の8月~12月くらいは、研究含めて色んなプロジェクトがめちゃくちゃ重なって死ぬ思いをした。
方や研究用のデータを作りながら、方や地方含めた内定者によるリモート会議みたいなのに参加して、方やプロダクトのクソコードをリファクタリングをして・・・みたいな感じ。

ちなみにその時期のイライラが募り考案され発散したのが「一生回してろ」である。


ただ、そういった中で生まれた「内定者の学生に研修やらせんなハゲ」という信条に対して、今の会社を選んだ理由の一つに「研修を一緒にやった同期になるメンバーが良かった」という理由があるので全面から否定はできない。

他の会社でも色々参考程度の「企業研究」とやらをしたが、企業研究なんて表面上の給与とかやってる事が分かる程度で後は何の役にも立たない。

結局、部署の雰囲気、上司各位の雰囲気と技術力、細かい制度や利用ツールとかが社会人人生を決める訳で、明確にそこまで企業研究するにはインターンレベルの工程が必要で、学生の時間を使って各社にそれを実行するのはかなり時間の無駄だしどうしようかと思っていた。

そんな中で、会社側が開催してくれた内定者向け研修での様子から「まあ自分除いてこれだけ選りすぐった新卒学生だけ内定出せるんだから逆算で良い人多いでしょう」「モダンな技術ワードを社員皆さん知ってるし良い」という感覚が得られたのが今の会社だった。
単に他の会社の研修が意味不明だっただけかもしれないが。


そんなこんなで、感覚で良い会社の中から今の会社を選ぶ事ができた。
たとえ自製した意識でも「調査してバッチリ!就職先と相性100%!」みたいなのは信用できないので、感覚的に「この会社なら良いか~」と思えた事は良かったと思う。

色んな経験と感覚と内定を与えてくれた各企業に感謝をしている。
蹴ってすまん。仲良くして。

今の会社とのきっかけ

今の会社は、学生の頃からやんわり広告とかベンチャー企業界隈の噂で知っていた。
まさにそれなりのベンチャー企業である。

ただ上記した説明会等がきっかけではなかった。

一応大学院で研究していた傍らエンジニアとしてバイトもしていて、その過程で偶然知り合いだった中の人に「学生も来れる寿司パーティーあるんだけど来ない?」と誘われまんまと行った。

そしたら企業説明が始まって、メールアドレスを含む個人情報を収集され面接の日程が決まり面接が終わり気付けば内定を頂いて入社していた。

ヤムチャが悟空の戦いを見てるようなスピード感だ。


前述したが、他の企業にも内定を貰う中で、「ちょっとキツい文化があるなあ~」とか「この技術的制約はキツい」「この人と仕事するのはちょっと…」みたいなので少しずつ幅を狭めていった。

その結果残ったので多分素晴らしい企業だ。
同期の女性はかわいいし。


- 入ってから1年 -

1年目は研修とやらを早々に終えて、4月の後半くらいからは既にコードを書いていた。

新入社員研修

研修については触れるべきではないと思うので触れない事にする。

仕事

仕事は1人1プロジェクトのようなスタイルで、目標設定をして期ごとに達成していく感じ。

R&Dではあるものの、サービスに直結するようなプロジェクトが多く、研究3の開発7ぐらいの割合。
その分、R&D内外の社内勉強会や書籍、論文学会誌の購入サポート等があるし、今年度はR&D部署での学会参加等が既に決まっている。


主には機械学習系をやっているけど、画像処理や自然言語処理等幅広く作業している。
後は研究者お得意のデータ集めツール作ったり、黙々と目視でデータチェックをしたりである。


やってる事は大体大学の研究室とバイトしてた頃の生活と変わらないが、圧倒的に精度やサービス対応を求められるので少しレベルは上がったような気がする。
普段はC#PythonC++と接していて、GoやJuliaといったモダン言語や、GAS、PowerShellを書くこともある。

開発環境はウインドーズをメインに付与された事以外はAWSサービスを色々試せたりできて満足している。
ウインドーズはクソ。bash.exeは救いの神ではない。

ディスプレイ3枚積んだり、トラックボールマウス3つデスクに置いていても多少変な目で見られるくらいで済んでいるし、ハードウェアとソフトウェア共にサポートがあるのはとても良いと感じている。

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プロジェクトとしては4,5個やってきた気がしていて、難航する時は難航する。
今も「これからどうやってくかなあ」ってなって息抜きにブログを書いているところ。

一応他に技術ブログも書いているが、まま更新出来る程度には色々業務外で技術的な事もできている。
http://vaaaaaanquish.hatenablog.com


本当に仕事で詰まった時は、ブログやTwitterみたいな息抜き以外に、自分の情報源を活かして調査する範囲を超えてR&D内でのアドバイス会みたいなのを開く事で道を開いたりする。
かなりフランクに共有会を開ける上、「この人、俺の何倍年収出したら雇えるんだ…」みたいな人も居て助かる。

Kaggleマスターはフォースを信奉し、フォースの意志を遵守。
他の者より強いフォースを扱う。

社内の雰囲気

社内はどちらかと言うとウェイ。
ベンチャーで営業職も多いのでまあ仕方ない。
綺麗な女性がやたら多い。

でも飲み会は少ないし、ネットで話題になるような上下関係がどうのみたいなやつも気にしたことはない。
上司から「この後飲み行こうぜ」みたいなのはほぼ0に近い。

それでも社内LT大会とかハッカソンとかやってエンジニア同士は仲良しだし、技術話盛り上がるので満足している。
部署内の雰囲気も悪くなく、リモート作業とか社内の好きな場所で作業してる人が居て気持ち楽。

月曜日だけ8時半に出社して全社会議する制度なのがキツめ。
朝は11時半くらいに出社したいけどそんな会社はないんだって最近気付いたので、頑張って出社している。

給与

触れるべきではないと思うので多くは触れない事にする。
少なくとも5億円よりは低いので不満である。


- 1年経って考えたこと -

少なくとも1年くらいちゃんと働いてみないと、就活の色々とか記事にしてもしゃあねえなって思ったのでこの時期になって記事を書くことにした。


就活に関しては相変わらずネットでネガティブな意見が目立っているけれど、時代は少しずつ進歩しているし、情報系の就活生は社会に呑まれた人間の言う事はそんなに信用しなくても、自分の思うままに活動して大丈夫だと思う。
好きな技術だけ磨いていて欲しい。

情報系以外は分からん。


仕事は割りと楽しい部分やつらい部分が7:3くらいであるけど、ひとまずなんとかなっている。
なんとかなってる理由の大半が、高専、大学時代に講義や研究、バイトで身に付けた技術から来るものだと思うので、勉強はいつでも損じゃないなと思う。

世にはブラック企業が蔓延っているという話はよく聞くけれど、自社は割りと良い(良くなっていってる)会社だと思う。
社内SNSの記事でも書いたけど、社内SNSを導入したりモダンな技術の勉強会、開発環境、ツールが程よく共有されるのはとても好みである。


まあ明日からもいっちょ頑張るかって感じ。
同期の女性がかわいいので頑張れる気がする。


でも一応社会人の先輩各位から転職先はいつでも探しておけと言われているので、「いや、ウチの方がもっとサイコーにクールだよ!」って会社があったら一報お願いします。


- おわりに -

こんなのすぐ換えてもらえば良い話と言われればそれまでだけど、最近部署内でMacbook派の波が沸々と出てきているので、目前のビッグウェーブを待っている所。

1年社会人をしてみてハッキリ分かった事は、ウインドーズはクソというただ一点のみである。