Adventure

ばんくしの日常とか気になった事とかを書く。 技術ブログ : http://vaaaaaanquish.hatenablog.com/ 世界の全てが欲しい物リスト goo.gl/nAnlxg 高専から大学院、エンジニアとして就職。経歴とかブログとか作品とか大体Webサイトに書いてあるからそっちでよしなに。 vaaaaanquish.jp

2017年に私のGoogleKeepに残った記事まとめ

- はじめに -

2017年も終わりが近付いているので、この辺で私が今年読んで良かった(と思ってGoogle Keepに保存しておいた)記事をまとめて出しておこうかなと思いました。

見返すと機械学習、エンジニアリングな記事がほとんどでした。
一応後半に行くにつれて専門性が高くなるように書いています。
かなり偏っていますがよければ。

あと、時系列は適当です。


 

- 良かった記事 -

 

  • 「物乞い」の行為をデザインする

街中でのストリートディベートを例に、金と問い、対等な対話、会話について考える記事。
世界がまた1つ広がった感じがした。

 

本当は実際のゲーム画像があって更に良記事だったのだが色々な理由で消えた。
開発におけるユーザに対するデザインの熱意が詰まっていて良い。

 

  • 人間VSコンピュータオセロ 衝撃の6戦全敗から20年、元世界チャンピオン村上健さんに聞いた「負けた後に見えてきたもの」

ねとらぼ自体は昔の色々であんまり好きなメディアではないけど良記事

 

  • 「繋げたら光るバイブスでやってる」モテるために電子工作を始めた『ギャル電』

またよく分からないのが出てきたなと思っていたけど、2017年だしこういうのもありかなってなったインタビュー記事。
来年は自分がむっちゃエモいと思った物を作っていきたい。

  

  • Web サービスにパスワードは必要ない

概ね同意できる。
FaceID然り、今年は様々な認証の形が広まった年でもあると思うので、多様化していくパスワードの形態それぞれの特性についても考察していくべきだと思う。

 

  • 当初の懸念どおりブラウザのプッシュ通知は邪悪に使われはじめている

最近出たmizchiの記事。
ネガティブだが真っ当。プッシュ通知もといWebGL、WebUSB、ビットコインマイニングスクリプト…等が出てきた2017年。サービス、アプリを作る側も節度が大事になってまいりました。

 

  • 機械学習: ダメなデータからはダメな結果しか生まれない

正確には Black Hat USA 2017における「Garbage in, Garbage Out: How Purportedly Great Machine Learning Models Can Be Screwed Up By Bad Data
ゴミデータを学習した機械学習器なんて、その辺のブログからコピペしたスクリプトくらいプロダクトに乗せられない。
データだけ適当に溜めて後から機械学習しましょうでは、厳しい場合もあるので集める所から考える2018年にしたい。

 

  • あなたの会社は本当に機械学習を導入すべきなのか?

今年私の中でかなりのヒット記事。
GoogleMachine Learning: The High Interest Credit Card of Technical Debtや、リクテクの「機械学習:技術的負債の高利子クレジットカード」のまとめ | Advanced Technology Labを引用しつつ、機械学習を導入するための環境や理解について丁寧にまとめてあるので良い。

 

PFNの丸山さんの投稿。
PFNが真摯に機械学習技術、人工知能技術を捉え扱っていく姿勢が見えます。
この記事を私がツイートしていますが、コメントとして「こういう企業に入りたい」としている程でした。
最近の岡野原さんのニューラルネットの逆襲から5年もよかったけどこっち。
人工知能技術の健全な発展のために https://research.preferred.jp/2017/04/ai4future/

  

  • 学生の皆さんへ

「研究者になる気はないが大学院には行きたい、または迷っている学生の皆さんへ」から始まり、研究者としてやっていく中での考え方や自己管理について触れている。多分2017年より以前からあったのだと思うけど、良い。
大学院入る前に読みたかった。
学生の皆さんへ - 大阪大学 理学研究科 宇宙地球科学専攻 宇宙進化グループ

 

  • 「サボるんじゃないか?」程度の議論は無意味 ヤフー人事が考える、働き方改革で目指すべきゴール

この記事を読んで転職を決めました。概ねそう感じる事が多いです。
2018年からもっともっと働き方が多様化していって欲しい。

 

  • たるのんに退職されたエントリ

LINE社のエンジニアやエンジニアリングへの愛を感じる記事。
様々な理由で辞退しましたが、転職時この記事に後押しされLINE社を受けました。

 

  • 秀丸」の秀まるおさん 気になることを全部聞いてみた。

内容が濃い訳ではないが、普通になかなか聴けない話だと思うので。
「やりたくないこともやりつつ、やりたいこともやる」大事。
hrnabi.com

 

  • 関数の適切な長さとは?

元記事:FunctionLength
今年は転職祝でリーダブルコードや達人プログラマーを前職の同僚から頂いたので、ちょっと考えるようになったと思う。

 

ごもっとも。
歳だけは食ってしまったので、今後人をマネージングする立場になっても気をつけよう。


  

- おわりに -

以上が多分2017年良かった記事です。

他にも悪いインターネットの記事やTogetterまとめがKeepに保存されていたのですが、今回はやめておきました。
当時は傍から見ててめちゃくちゃ面白かったけど、あんまりためにはならないし。


英記事はソッコー消えるので保存していた4つの記事のうち、3つが404になっていた。

How DeepMind vanquished Go | Podcasts http://podcast.ft.com/2017/04/12/how-deepmind-vanquished-go/
特にこれは良Podcastsだったんだけど消えてたので探しています


今回書いた理由は、誰でも良いから他にもこういう記事を書いてくれて、年末それらを巡って暇潰したいなという自己欲求のためなので、各位よろしくお願いします。

 

ドイツのトリを宇宙に飛ばす

- はじめに -

この記事は、ドイツのトリアドベントカレンダー2017 6日目の記事です。

adventar.org


私は、前年度の同アドベントカレンダーにてドイツのトリに関するWebサービスまで作ったにも関わらず、@Asyley_ にブロックされ続ける人生を歩んでいました。

vaaaaaanquish.hatenadiary.jp


しかし本年度は、私の献身的な活動と熱意が認められ、無事@Asyley_ と相互フォローになることができました。

本当に喜ばしい事です。


おかげで@Asyley_ との交流も増え、今となっては、ラーメンにトッピングされる海苔くらい@Asyley_ の事がすきです。

いい話です。


 

- Deep Learningとドイツのトリ -

今年というよりここ数年はDeep Learningがハチャメチャに発展した年が続きました。

中でも画風変換や画像生成などは、出力のインパクトもあってかハチャメチャに流行しました。


詳細な機械学習界隈の流れの紹介は省きますが、PFN社、pixiv社が発表した「pixiv Sketch, PaintsChainer」は、線画から着色を行う作業をDeep Learningにより高い精度で自動化することに成功しています。

https://www.preferred-networks.jp/wp-content/uploads/2017/05/PR20170524_Pixiv_1.png
お絵描きコミュニケーションアプリ「pixiv Sketch」と線画自動着色サービス「PaintsChainer」が連携。イラストの自動着色機能を提供開始! – Preferred Networks


また、あのAdobe社も画風変換として「Deep Photo Style Transfer」(https://arxiv.org/abs/1703.07511) を発表してきて、画像をDeepNetに食わせて合成、昼夜や季節までも人間の目を欺くレベルで変換してしまいました。

f:id:vaaaaaanquish:20171205213510p:plain
f:id:vaaaaaanquish:20171205213521p:plain

(※実装も公開されており以下から引用しています)
GitHub - luanfujun/deep-photo-styletransfer: Code and data for paper "Deep Photo Style Transfer": https://arxiv.org/abs/1703.07511


これら印象的な発表前後でも、様々なネットワーク構造を持つDeep Learningモデルが提案され、世間をハチャメチャに騒がせ続けています。

これら世間をハチャメチャに騒がせるアルゴリズムに対し、ドイツのトリが追いつかない理由はもうラーメンのトッピングに海苔がないくらいありません。


 

- ドイツのトリと宇宙 -

Deep Learningの研究が発展する一方で、ドイツのトリを宇宙に飛ばす研究も盛んに行わています。


先進的な研究成果として、@oboenikui氏の発表した「space doitsu no tori」は宇宙空間に対してドイツのトリが浮遊する状況の再現に成功しています。こちらは必見です。

URL : Space Doitsu no Tori

oboenikui.hatenablog.com


また、@toshi_a氏(凍結されているためリンクはありません) が発表した、「GermanyBird」はRimWorldの世界において、惑星に巣食うドイツのトリを忠実に表現したことで話題になりました。

Github : GitHub - toshia/GermanyBird: ドイツのトリを追加するRimWorldのMODです

toshi-a.hatenablog.com


もはやドイツのトリと宇宙の関係が日本の歴史より深く長いものであることは、ラーメンに海苔が付いてくるくらい自明の理となりつつあります。


 

- 宇宙のトリ -

本記事では、せっかくですのでPFN社社員の公開する画風変換モデルを利用して、私もドイツのトリと宇宙を旅してみたいと思います。

画風を変換するアルゴリズム | Preferred Research
github.com


モデルの説明とか、ChainerがどうのとかPythonがどうのとかは、ここが技術ブログでないので省きますが、まあ何か適当にやりました。

普通にPFNさんの解説記事が分かりやすく十二分。

「環境も大体あるしリポジトリcloneして学習回して余裕でしょww」と思っていたら、chainerのバージョンを合わせたりするのに戸惑ってやっつけになりましたが、まあ何とかなりました。


 
実際にGPUで2日ほど学習を回して、良さげなモデルができてるやつとepochを選択して宇宙のトリを作りました。

その画像が以下です。

f:id:vaaaaaanquish:20171205212914p:plain


宇宙のように広く、ラーメンの味のように複雑なドイツのトリ事情をうまく表現できていると思います。

やったね。


 

- おわりに -

ラーメンで一番要らないトッピングは海苔だと思っています。

次いでワカメです。



明日は未登録らしいのでラーメンが好きで反論がある人は登録すると良いと思います。

adventar.org


 
追記:

作るまでに結構苦労した




妻に「小遣いくらいはブログで稼げない?」と言われたので真面目に考えた

- はじめに -

今年ホットエントリに7回も載ったし調子に乗ってこのツイートについて真面目に考えたけど無理だったという話

ブログで儲けている人はちゃんと考えながらやっているから儲けているんだなって。


 

- 環境 -

2017年、このブログと技術ブログ合わせて、7回はてブホットエントリに乗った。

中でもWebスクレイピングに関する記事は、Pythonというプログラミング言語に関するはてなブログで書かれた記事の中で、歴代はてブ数1位である。

その間もコツコツ備忘録も兼ねた技術記事を書いていた。

 

- いくら稼いだか -

両者ブログにはGoogle AdSenseによる配信広告とAmazon広告が所々に貼ってある。


後者のAmazon広告というのは、他のブログで本紹介とかオススメ映画まとめとか「今年買って良かった〜」とかやられているアレで、ブログ読者がブログ内からクリックしAmazonで購入してくれたといった場合に紹介料が発生するというやつ。

こちらは基本的に本を読んでも相当良い所や思う所があった場合にしかブログには載せないし、目新しい物を買うほどの物欲もないし、何なら結婚してからお小遣い制を受け入れているのでガジェットを買うわけでもないので、紹介数も少なく年間収入は2000円に満たない。
実質登録しているだけの状態である。


対して前者のGoogle AdSenseは、広告のクリックによって収入が発生する。

2017年、7回のホットエントリを重ねて、年間で稼いだ額は驚きの2万4000円である。

f:id:vaaaaaanquish:20171126201736p:plain


Amazonと合わせると合計25,000円ブログから年収がある訳だが、はてなブログProの利用料が年間8,434円であり、実質的な収入は17,000円。
Google AdSenseが8000円を超えないと現金化できない事を考えると、ホットエントリを毎月書いて年2回ボーナス8000円が貰えるという感じである。

月で言うなら1400円、日で言うなら50円程だ。
今の運用を続けても広告収益では、毎日缶コーヒーすら買えないという現状がある。

また、技術ブログのネタになるサーバの運用やクラウドサービスの利用、ソフトウェアの購入を考えると更に低い。


偶然広告ボーナスが入った時に妻に「小遣いくらい稼げない?」と言われただけで、現実は甘くなかったのだ。


 

- ビュー数に比べて収益がやけに少ない -

「いやでも、これだけビュー数あればもうちょい頑張れば稼げるだろ」と思っていた時期があった。
広告の位置を工夫してみたりした時間もあった。

とやかくしながらも、根本的に原因を調べる気がないまま適当にやっていた。

そこで今回は、ちょっとだけ真面目に理由だけ考えて書くことにした。

 

定期的に書かない

そもそも定期的に書かないのが1つ重要な問題である。

「転職しました」エントリの次が「結婚しました」エントリであるという所を見るに、明らかに人生の転機くらいしかブログ記事を書いていない稼ぐ気のないダメなブログである。

このままでは今後「子供ができました」「定年退職しました」「死にました」の3本でお送りする事になる。

 

圧倒的な広告非表示率

広告というのは、人類が生み出した業の1つである。

かつて人類が口コミによって噂を広げる形で様々な商品や店舗の人気不人気をコントロールしてきた。
そんな中で1800年頃イギリスで新聞のスペース購入による広告業が始まった。
その後もアメリカの「広告代理店」のスタートや、日本の「引札」の広まりから、インターネットと形を変化させて来たが、根本的には古代エジプト人が王や神の話をパピルスに絵や文字で描き広めた時からの変化はない。
知ってもらうために発信され、時に金銭が発生するだけだ。

人類が編み出した広告という業に対して、Adblockという世紀の大発明がある。
Adblockは、インターネットブラウザと呼ばれるGUIアプリケーションに対し、アプリケーション内に表示される広告のみ非表示にするためのツールである。
この世紀の大発明については、様々な意見や歴史的経緯があるが、ここでは記述しないものとする。


広告がメインのコンテンツより巨大で誇大になった現代において、Adblockは有益なツールの1つである。
古代エジプト人も、神話のパピルスを読もうと開いたら知らないオッサンの自慢話がつらつら書かれていたという日には、持っている葦のペンをナイル川に投げ捨てている所だろう。

もちろん私も利用しており、気に入っているWebサービスやブログ以外では基本的に広告は表示されないよう設定している。

類は友を呼ぶ、とは上手く言ったもので、自ずと私の周り、及びインターネットにはAdblockを導入している人類が多く、仮にどれだけブログを書いたとしても広告がそもそも表示されないのだと思われる。

実際に広告表示回数はクリック数はかなり低い。

 

アクセスの大半がTwitterSmartNews

今年は何故かTwitterのフォロワーが1万人を超えた。
ありがたい話である。

そのおかげかブログのアクセスの多くがTwitterを経由したものである。

f:id:vaaaaaanquish:20171126125303p:plain

実際にスマートフォンTwitterアプリでブログのリンクをクリックしてみると分かるが、Twitterアプリ内のブラウザが自然に開き、そのブラウザ内では広告は表示されない(設定やバージョンに依るが)。

また、ホットエントリとなった場合はSmartNews等のニュースまとめ系のアプリケーションに表示されるようになるが、これらもまた文字だけロードする機能を備えていたり、アプリ内に実装された独自ブラウザで閲覧するため広告は表示されない。

実際に、ホットエントリになった場合はSmartNewsからのアクセスが50%程に上昇するが、その際表示される広告は全てSmartNews社のものであり私にインセンティブが入る事はない。

TwitterSmartNewsも素晴らしいサービスであり、儲けて長く事業継続して欲しいと切に思う。
できれば課金させて欲しいと思う程である。

しかし、ブログの収益という観点だけ見ると私の小遣いを阻害する形になっている事が言える。


 

- これからどうするか -

「じゃあブログで稼いでいる人はどうやってんの?」となる訳だが、答えは一重にGoogle検索でアクセスを増やすためにSEO対策をしている訳だ。

コツコツGoogle Analyticsを見ながらSEOについて考え、SEO対策になる記事を書き、話題性とアクセスを稼ぎながらGoogle検索から流入してくる広告をブロックしていない層を狙った記事を書いていけば、確かに夢の不労所得生活も夢ではない気がする。

しかし、個人的にまずそこまでやる気がしない。
Googleの検索アルゴリズムでわちゃくちゃ言うくらいなら、検索アルゴリズムの論文を読んでいた方がマシだとさえ思えてしまい、本当にどうしようもない。


加えて商品紹介も性格的に、1回見ただけ、目を通しただけの映画や本を「Amazonオススメの映画10選」とかやるのも出来そうにない。
それはオススメではない。

技術的、専門的な知識があっても「データサイエンティストを目指す人工知能初級者向け本まとめ」とかも書けそうにない。

というか言ってしまえば、技術書というのは大半がしょうもない内容かリファレンスの写しなので、分野権威であり一読しておくべきといった本か、その書籍でしか得られない情報があるという場合以外は、Qiitaやその辺のブログでも見といた方が幾分かマシだとさえ思う。
QiitaはAdSense貼ったり自社を宣伝するのは規約違反なので、良い人類の記事を選んで読めば健全に技術的な成長が出来ると思うし、ブログ記事やQAサイトには経験談が多く知見が深まるだろう。

どんな学問でもそうだが、生存バイアスから、初学者向けでかつオススメまでできる書籍を初心者から離れた人間が選ぶというのは困難であるという面もある。

技術ブログの方では、自分が新しい分野を学んだ際に「関連技術書を何冊か読んだけど、これとこれはクソだったので買わなくて良いです」等と書く事があるが、こんな紹介で売れる訳がなく収益には全く繋がらないのでどうしようもない。


しかし変わってブログ広告というのは、GoogleAmazon以外の楽天や、A8.netなるアフィリエイト手法もある。
「化粧品試してみました〜」とか「○○ってお店行ってみました!」とかそういう経験に基づく記事を書くやつだ。

これならあるいは物欲の少ない私でも、「妻と体験して感想を書ける」という唯一の可能性がある。
少なからずあるはずの拡散力を活かしながら、妻との時間も増やせて小遣いも稼げる唯一の道だと思われる。

未婚のエンジニアや学生がフォロワー、読者に多いため、全く賛同を得られない可能性の方が高いという難点を除けば、自分達の経験を元に記事が書けるかも知れない(難点が難点過ぎるという問題はあるが)。

世の中には子供の動画をYouTubeに乗せて養育費を稼ぐ親も居る時代だ。
子育てブログなんか探せば本当無限に出てくるし、最近は(様々な意見があったが)クラウドファンディングで生活のための金を集める人類も居る。

夫婦の時間を少し使って、多くの中の1つになり流れに身を任せることで、私の小遣いくらいなら稼げるようになるだろう。
一石二鳥。これしかない。

そう、古代エジプトも見出せなかった希望の光、それは夫婦ブログだったのだ。


  

- おわりに -

妻に「妻もブログ書くとかどう?」と聞いたところ「ブログは無いわ…」と言われた。

コツコツ書いたり、変に私色々やってます感を見繕ったりするのが無理との事。
流石私の妻になる人の性格だと思った。


まさに今ブログで儲けるのは無理そうなので、これからは真面目に仕事して、傍ら備忘録としてブログも続けられれば良いなと思った次第。
A8とか登録はしてみたけど、あまりにやるせないので、広告の無いブログにするとかそういうのを検討中である(はてなブログPro代くらいは欲しいが)。


最後、御察しの通りこの記事も惚気話でしかないのでした。
妻が小遣い制度とか丁寧にやり繰りしてくれているので貯金出来ているしめっちゃありがたいけど、やり繰りをしなくても良いくらい給与をくれたらなあ弊社さん。
おわり。

 

転職しました

- はじめに -

本日9/30を持ってSansan株式会社を退職しました。

来週月曜日から別の会社で働くことになりました。

疾風怒濤の結婚エントリからの転職エントリです。


 

- Sansanの思い出 -

今まで転職エントリを見てよく「転職するのに昔話する必要ないやろ先を見ろや」と思っていましたが、書きたくなる不思議な気持ちに今包まれています。

 
端的に書きますが、Sansanでは新卒エンジニアとしてR&Dをやっていました。
専門である機械学習関係のプロジェクトに色々足を突っ込んでいました。

Python、Rの力はもちろん向上しましたが、C#C++、Go、GAS辺りがチョットデキルようになり、AWSの各サービスがある程度触れるようになりました。

加えて学会や勉強会への登壇、インターンの受け入れなども経験しました。

これとか
vaaaaaanquish.hatenablog.com

 
SansanのR&Dには、データサイエンスのコンペ「Kaggle」のGrand Masterが2人在籍、Masterが1人在籍。
また、アドバイザーとしてGrand Masterが1人、Masterが1人、勉強会やSlack等ですぐ話せる状態にありました。
日本人のGrand Masterは4人しかいないらしいので、そのうち3人がSansanの関係者という状態でした。

他にも、boostingパッケージ作者やOpenCVC#wrapper製作者、画像処理専門家、学生時代から自然言語処理ライブラリを作っていた人、経済学、社会行動学出身者などを様々なバックグラウンドを持った研究者を含む20名弱が在籍し、まさに少数精鋭チームという感じでした。

レベルの高い人たちと働けるのはとても幸せな事だと今でも思います。

真のデータサイエンティストは表参道に居たのでした。


個人的にも機械学習エンジニアとしてとても幸福で、良いインフラ基盤や基礎技術、仕事環境、大量のデータ、学習データ作成の補助をしてくれるアノテータの存在、R&D内での勉強会、論文読み会、Kaggle部など、技術的な向上に欠けたものはほぼない状態でした。

また、本の購入やガジェット、ソフトウェア、勉強会への補助もかなり使えました。


私は「変化できる会社」がこれから強いと思っています。
プロダクトのフェーズや社会の変化に合わせて、技術や社内の制度、環境を適宜変えられる会社です。

Sansanはそこがすごく強い会社で、私は入社当初にTwitterでよく会社の悪態をつくわるいタイプの社員でしたが、それらを社内で提案し議論することで勢いよく改善されていくのを見て、これは素直にすごいなと思いました。色々発言してみる大切さも知れました。


社会全体の仕組みやプロダクトについてあんまり関心がないので分からず、客観的に見れてない部分も多々ありますが、色んな波を経験できて本当に良かったです。

可愛い同期とも出会えて、結婚できたし最高でした。


 

- 転職のきっかけ -

転職の理由は、素直に「金と余裕が必要になったから」です。


以下結婚エントリでも書きましたが、妻は身体の調子が良い方ではなく、仕事を辞め専業主婦をやっています。

vaaaaaanquish.hatenadiary.jp

もともとダブルインカムで生計を立てる想定で将来設計を進めていたこともありますし、妻の体調を考えると、人生のフェーズとしてベンチャー企業のような荒波で働いてる場合じゃねえなとなって転職先を探し始めました。

もちろん、技術的に「もっと上に行ける」「別環境でも力を付けたい」という気持ちも少なからずあり、課題に感じてる部分もあったのですが、結婚と妻の体調がトリガーになった形です。


「新卒」というのは難しいもので、結局「新卒テーブル」の上で評価され続けます。
これはSansanに限った話ではなく、どこの会社でもそうだと思います。

近年のエンジニアは特にだと思いますが、既に学生時代から研究開発の力を蓄え、企業バイトやインターンで大中小規模の中長期開発を経験していたり、学会やハッカソン、イベントで成果を発表している場合が多々あります。

対して「新卒テーブル」というのは、入社時のスタートが同じである場合が多く、中途採用エンジニア等の評価点で代表的な「過去の経験」が給与に反映されにくい状態になっている場合が多いかと思います。


中途採用のオッサンより綺麗で安定稼働するコードが書けてプロジェクト管理力があっても給与が追い付く事は一生無い、みたいな状態は話を聞く限り日本中で起こっていそうです。
(私がそうだと言っている訳ではありません)


私一人の生活であれば、Sansanの新卒テーブルに不満はなく、評価も昇給もしっかりされており、マシンを買ったりAWSを自由に使ったりTwitterでオフ会やったりと楽しく生活出来たと思いますが、結婚でそうも言ってられなくなったというのが転職のきっかけです。

特急で自分の技術力を上げ、市場価値を上げるには転職という方法しか現代には用意されていませんでした。

フリーランス等も考えましたが、新卒から結婚直後のフリーランスというのは保険や社会的信用といった観点で無理ではという結論に至りました。


 

- 転職のやりかた -

普通にいくつかの会社を受けました。

エンジニアの転職と言えば転職ドラフト辺りが話題になりがちですが、普通に腹立ったので使いませんでした。




indeed等リクルートサイトも結構見ましたが、結局見てるだけなんて誰でもできる訳で、あんま参考にならねえなと思い、普通にいくつかの企業ページに行ってメールを直接出したり、フォロワーで以前より話を頂いていた方に返信し転職活動を進めました。

いくつか内定を貰って、妻と相談しつつ、結局最後はフォロワーのプロから誘われた話をきっかけに転職する形になりました。

決め手は金銭面も大きいですが、技術とデータが溜まっていて企業として余裕のあるところを選びました。
加えて誘ってくれたエンジニアが、尊敬できる人だったというのも大きかったと思います。


 

- おわりに -

何だかんだ考えたんですが、妻が好きなので、妻と2人で楽しく暮らせるだけの金を稼げる男にまずなりたいです。

もちろんエンジニアとしても機械学習屋としてもガツガツ頑張ります。


来週から紀尾井町で働きます。

紀尾井町周辺の美味しいご飯屋さん情報をお待ちしています。



別件ですが、結婚エントリに書いてある欲しいものリストから結婚祝いを送ってくれた方々ありがとうございました。

妻もAmazonから段ボールが送られてくる謎の風習に慣れつつあり、開ける作業で笑顔も見えたので本当に嬉しく感謝しています。
ありがとうございました。

 
追記:


 

結婚しました

- はじめに -

結婚しました。

妻は適応障害になり、つい先日仕事を辞めました。

しばらくは2人のペースで頑張りますという話。


 

- 結婚に至るまで -

今年は本当色んな記事を書いた。

そして、度々記事の中に出てきていた”可愛い同期”と結婚することになった。


🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉
 

実はずっと付き合っていた。

ただ、新卒として会社に入って1ヶ月程経った頃、全社会で2週連続役員が社内恋愛についてキレるというダサめのイベントがあり、人間面倒だなと思い、社内でも割と気を使って隠しながら細々付き合いを続けていた。
(訳アリだったらしいが)


そしてなんやかんやで突然同じ部署になったり、同居を始めたり、ちゃんとディナーでプロポーズしたり、2人で指輪を作ったり、親に挨拶をしたりして1年半でゴールイン。

妻かわいいし結婚サイコー!

ブログやTwitterの投稿のペースが疎らだったのも、休日は妻と一緒だったからでした。

ちゃんちゃん。


 

- 妻が適応障害で仕事やめた -

妻は端的に言うとザ・生真面目という感じの性格。会社はイケイケドンドンベンチャー企業な訳だが、「遊びを持たせて仕事する」みたいなのが出来ない性格なので、控えめに言ってつらそうだった。

性格によって生きやすい会社、生きにくい会社がある。
はっきりわかった。

過去、家の中や2人でランチに行った時にも泣いたりしており良くない状態ではあったが、一番酷い時期は過呼吸になったりご飯に箸を突き刺していたりと見るに堪えない状態だった。

思考の負のスパイラルからの復帰は陥る時の何十倍もの時間が必要だとよく知っているので、病院で診断をもらいながらも休み休み働いていた妻に対して「辞めよう」と何度か言っていたが、なかなか説得出来ずにいた。一応社内でも新卒同期として色々かけあって、色んな所で考えてもらっていた。

 
ある日、会社の人にバレないよう僕が先に出社していた所、妻の電話番号から救急隊員を名乗る男性が電話をかけてきて「奥さん駅のホームで過呼吸で倒れたので〜」という話だったので会社を飛び出して帰った。
その日のうちに僕から上司に全てを伝え、次の日に僕と妻と上司との面談を作って「嫁はリタイアする形にしたいです」と話し、数日後に妻を辞めさせる事に成功した。

 
本当辞めれて良かった。
辞める前後は、家の中でさえ気怠さが続いてグデーっとしていたので家事も僕がやっていたが、最近は家事をしたり昔の友だちと会う時間を作ることで笑顔が少し増えた。
やっぱり笑顔がいちばん可愛い。


 

- これから -

ヘラヘラした性格の僕と生真面目な妻とで性格も違う。
僕はロックバンドが好きで妻はオーケストラが好き、僕はフェスやライブに行くのが好きで妻は宝塚を筆頭に舞台観劇が好き、僕はネットとプログラミングばっかりやってるオタクで妻はいわゆるテレビっ子、趣味も性格も全然噛み合わないが、刺激も多く感覚が似ているので毎日楽しくやれている。

中でも個人的には金銭感覚が合っているのが良い。

あと僕も今年10回は宝塚や舞台を見に行っているし、とても楽しい。

 
僕自身はネットで鬱案件たくさん見たりフォロワーにも相当数居ること、鬱診断を受けた人と一緒に開発した事もあって、割とマインドフルネスにやれている方だと思う。
強いて言えばもう少し適応障害の親近者としての知見が欲しいところだが、まあ少しずつ。

これから妻を休ませながら、2人のペースで進んでいければと思う。
楽しい時は楽しいというのが鬱なので、まずは楽しいベクトルを増やすところから。


 

- おわりに -

婚姻届も割とシンプルに出せて、晴れて妻帯者です。
2017年9月13日(水)、大安と一粒万倍日が重なり、ロシアではプログラマーの日だそうです。
ディナーも良い感じの所に行って良い日をすごしました。


インターネットでの活動については、最初の頃は、何故一般家庭にカラーコーンがあるのか、何故誕生日に見ず知らずの人から工事現場用のプレートが届くのか、謎でしかたないという感じでしたが、最近では無表情で「それ捨てていい?」と言ってくるところから、少しずつ理解されつつあると思われます。


これからは2人鍋パです🎉


あと結婚に関して気になったところでいうと、両親同士の顔合わせの会食を開いた時、僕の母親が妻の母親に「この子はコミュニケーションが下手で人に誤解されやすいので絶対結婚なんてできないと思っていてまさか…」と言っていて「は?」ってなったくらいです。

がんばります。


  
見よ、これが伝説の「結婚祝いはこちらから」じゃ!!

goo.gl


 
2人でつくった 
f:id:vaaaaaanquish:20170913202952p:plain:w400:h300


 
追記:
訂正しました


 

新卒入社して1年が経ったので年記

- はじめに -

一応エンジニアとして1年社会人が続いたので感想とか。

エンジニアといってもR&D部なのでちょっと特殊かも。

だらだら書くだけなので興味なければ大丈夫。


- 会社に入るまで -

高専機械学習関連の研究したくなって大学に編入して、大学院卒まで勉強して就職した。

特に他意はないが、D進の道とどちらも用意した上で「金稼ぎてえな」となったから。
博士として研究しつつ自分の生活を維持するだけ稼ぐのが今の日本かつ自分の環境下だと厳しそうだった。
ろくろを回すのは性格上無理なので、バックに石油王を付ける以外就職しかなかった。

就活

就活は大学院1年の1月くらいにスタートした。
日々の活動の傍ら、月1,2回息抜きに活動した。
大体研究所とかR&D、バックエンド開発みたいなキーワードで探した。


合同企業説明会は、似合ってもないスーツを着てクソどうでもいい演説を聞いて他の大学生の意味不明な質問に付き合うような会というイメージが拭えなかったし、実際最初の頃に物味遊山に行ったけど本当にキツい時間だったのでそれ以来行かなかった。ノベルティが貰えるのはちょっと得した気がするし、今ならメルカリで売るとか出来るんじゃないかとか思ったりする(しない方がいいとも思う)。

大手の研究所はどうしてもそういう大きな説明会でしか情報が得られないので、他の学生が行った情報を聞いたり、合同説明会が開催される日のリストからTwitterに気になる企業名を付けてツイートしてるアレな大学生のアカウントとかを収集してSlackに投稿するbotとかでななんとかしていた。

あとFacebookでは一応名ばかりの友達が居たので、イベント情報とかは参考にした。
小さい企業とかだと、内定者はFacebookで繋がって~」という企業がちらほらあって、その学生がどんな就活してるのか見た気がする。
毛嫌いしないでFacebookでも友達は増やしておくと良いという事が分かった。


別に順風満帆に全て進んだ訳ではなくて、逆求人系のイベントを開催してるアカリクのよくわからんオッサンに「履歴書が技術寄り過ぎるしそんな尖ってたらどこも受からないよ」と休憩時間に30分ダメ出しされたり、goodfindが企画してる小さなベンチャー企業の就活イベントで「もっと自分をアピールしてかなきゃ!」等と参加者全員の前に立たされて言われたりした。
そういうのは大体途中で帰った。

帰らなくても良かったのはやっぱり寿司とか肉が食べられるやつで、交通費も出たらプラスしかなかった。
本当ニクリーチとかは、学生側としてキツい企業やエンジニアに当たっても肉食えるメリットがあるので吉だと思う。

後、当時IT関連で炎上していた企業にも行ってエンジニアの話を聞くことが出来たのはよかった。
これは本当に良いし、就活生にしかできない事なので経験してみて良かったと思う。
「最近これ炎上してますけど裏側どうなんすか!?」って聞けば大体苦い顔で教えてくれるが落とされる。
それだけ「技術的負債がこういう経緯でこうあって~」「会社の文化が~」という話は貴重だ。


エントリーシートは1枚TeXで様式作って、ちょいちょい変えながらPDFにしてDropboxに入れておいて当日会社の最寄りコンビニで印刷していくみたいな感じだったけど、別に否定される事はなかった。
LaTeXで作ってるんすよ~」みたいな話のネタにして盛り上がった日もあれば、「TeXって何?」って面接官のエンジニアが言い出してマジで知らなくて(それ以外の理由もあったが)お断りした会社もあった。
意外だったけど、誰でも知ってるような家電やらPCやら作ってる大手企業の研究所でも印刷して持っていったエントリーシートで何とかなった。
時代は徐々に進歩してるのかもなって思った。

「自社専用エントリーサイトに登録してフォームを記入してね!」みたいな採用活動してる会社は一切受けなかった。
どう考えてもダルビッシュYouTubeチャンネルくらいダルいし意味不明だし、実施企業は考え直して欲しい。
OpenESもかなりキツい仕様で得るものは無いと思うが、その専用フォーム入力も同等にキツいんじゃ。

たまに話題になるが就活電話とかも特に受け取ることはなく、メールでのやり取りが大半だった。
大学生も忙しいしメールで十分だなって1年経っても思う。
時代は進みつつあった。

こんなノリでも、スーツも着ずにジャケットだけ羽織って活動して何社かに内定を貰った。

今の会社以外の思い出

普通に何社か内定を貰った。

ベンチャー系の企業は内定者研修とか「卒業までアルバイト!インターン!」を迫ってきて、「学生にそんな時間はねえだろアホか勉学と研究に励ませろ」となった。
大手企業系の偉大さは、内定後の2月後半まで何の連絡も来なかった事だと思う(それはそれで不安だったが)。
大企業はそんな学生使ってまでするような事ねえんだろうなってなった。

まあでも一応自分が気に入った会社を選んだつもりだったので、正直内定者研修とかは全部参加した。
おかげで大学院2年の8月~12月くらいは、研究含めて色んなプロジェクトがめちゃくちゃ重なって死ぬ思いをした。
方や研究用のデータを作りながら、方や地方含めた内定者によるリモート会議みたいなのに参加して、方やプロダクトのクソコードをリファクタリングをして・・・みたいな感じ。

ちなみにその時期のイライラが募り考案され発散したのが「一生回してろ」である。


ただ、そういった中で生まれた「内定者の学生に研修やらせんなハゲ」という信条に対して、今の会社を選んだ理由の一つに「研修を一緒にやった同期になるメンバーが良かった」という理由があるので全面から否定はできない。

他の会社でも色々参考程度の「企業研究」とやらをしたが、企業研究なんて表面上の給与とかやってる事が分かる程度で後は何の役にも立たない。

結局、部署の雰囲気、上司各位の雰囲気と技術力、細かい制度や利用ツールとかが社会人人生を決める訳で、明確にそこまで企業研究するにはインターンレベルの工程が必要で、学生の時間を使って各社にそれを実行するのはかなり時間の無駄だしどうしようかと思っていた。

そんな中で、会社側が開催してくれた内定者向け研修での様子から「まあ自分除いてこれだけ選りすぐった新卒学生だけ内定出せるんだから逆算で良い人多いでしょう」「モダンな技術ワードを社員皆さん知ってるし良い」という感覚が得られたのが今の会社だった。
単に他の会社の研修が意味不明だっただけかもしれないが。


そんなこんなで、感覚で良い会社の中から今の会社を選ぶ事ができた。
たとえ自製した意識でも「調査してバッチリ!就職先と相性100%!」みたいなのは信用できないので、感覚的に「この会社なら良いか~」と思えた事は良かったと思う。

色んな経験と感覚と内定を与えてくれた各企業に感謝をしている。
蹴ってすまん。仲良くして。

今の会社とのきっかけ

今の会社は、学生の頃からやんわり広告とかベンチャー企業界隈の噂で知っていた。
まさにそれなりのベンチャー企業である。

ただ上記した説明会等がきっかけではなかった。

一応大学院で研究していた傍らエンジニアとしてバイトもしていて、その過程で偶然知り合いだった中の人に「学生も来れる寿司パーティーあるんだけど来ない?」と誘われまんまと行った。

そしたら企業説明が始まって、メールアドレスを含む個人情報を収集され面接の日程が決まり面接が終わり気付けば内定を頂いて入社していた。

ヤムチャが悟空の戦いを見てるようなスピード感だ。


前述したが、他の企業にも内定を貰う中で、「ちょっとキツい文化があるなあ~」とか「この技術的制約はキツい」「この人と仕事するのはちょっと…」みたいなので少しずつ幅を狭めていった。

その結果残ったので多分素晴らしい企業だ。
同期の女性はかわいいし。


- 入ってから1年 -

1年目は研修とやらを早々に終えて、4月の後半くらいからは既にコードを書いていた。

新入社員研修

研修については触れるべきではないと思うので触れない事にする。

仕事

仕事は1人1プロジェクトのようなスタイルで、目標設定をして期ごとに達成していく感じ。

R&Dではあるものの、サービスに直結するようなプロジェクトが多く、研究3の開発7ぐらいの割合。
その分、R&D内外の社内勉強会や書籍、論文学会誌の購入サポート等があるし、今年度はR&D部署での学会参加等が既に決まっている。


主には機械学習系をやっているけど、画像処理や自然言語処理等幅広く作業している。
後は研究者お得意のデータ集めツール作ったり、黙々と目視でデータチェックをしたりである。


やってる事は大体大学の研究室とバイトしてた頃の生活と変わらないが、圧倒的に精度やサービス対応を求められるので少しレベルは上がったような気がする。
普段はC#PythonC++と接していて、GoやJuliaといったモダン言語や、GAS、PowerShellを書くこともある。

開発環境はウインドーズをメインに付与された事以外はAWSサービスを色々試せたりできて満足している。
ウインドーズはクソ。bash.exeは救いの神ではない。

ディスプレイ3枚積んだり、トラックボールマウス3つデスクに置いていても多少変な目で見られるくらいで済んでいるし、ハードウェアとソフトウェア共にサポートがあるのはとても良いと感じている。

f:id:vaaaaaanquish:20170331093633j:plain:w450:h350


プロジェクトとしては4,5個やってきた気がしていて、難航する時は難航する。
今も「これからどうやってくかなあ」ってなって息抜きにブログを書いているところ。

一応他に技術ブログも書いているが、まま更新出来る程度には色々業務外で技術的な事もできている。
http://vaaaaaanquish.hatenablog.com


本当に仕事で詰まった時は、ブログやTwitterみたいな息抜き以外に、自分の情報源を活かして調査する範囲を超えてR&D内でのアドバイス会みたいなのを開く事で道を開いたりする。
かなりフランクに共有会を開ける上、「この人、俺の何倍年収出したら雇えるんだ…」みたいな人も居て助かる。

Kaggleマスターはフォースを信奉し、フォースの意志を遵守。
他の者より強いフォースを扱う。

社内の雰囲気

社内はどちらかと言うとウェイ。
ベンチャーで営業職も多いのでまあ仕方ない。
綺麗な女性がやたら多い。

でも飲み会は少ないし、ネットで話題になるような上下関係がどうのみたいなやつも気にしたことはない。
上司から「この後飲み行こうぜ」みたいなのはほぼ0に近い。

それでも社内LT大会とかハッカソンとかやってエンジニア同士は仲良しだし、技術話盛り上がるので満足している。
部署内の雰囲気も悪くなく、リモート作業とか社内の好きな場所で作業してる人が居て気持ち楽。

月曜日だけ8時半に出社して全社会議する制度なのがキツめ。
朝は11時半くらいに出社したいけどそんな会社はないんだって最近気付いたので、頑張って出社している。

給与

触れるべきではないと思うので多くは触れない事にする。
少なくとも5億円よりは低いので不満である。


- 1年経って考えたこと -

少なくとも1年くらいちゃんと働いてみないと、就活の色々とか記事にしてもしゃあねえなって思ったのでこの時期になって記事を書くことにした。


就活に関しては相変わらずネットでネガティブな意見が目立っているけれど、時代は少しずつ進歩しているし、情報系の就活生は社会に呑まれた人間の言う事はそんなに信用しなくても、自分の思うままに活動して大丈夫だと思う。
好きな技術だけ磨いていて欲しい。

情報系以外は分からん。


仕事は割りと楽しい部分やつらい部分が7:3くらいであるけど、ひとまずなんとかなっている。
なんとかなってる理由の大半が、高専、大学時代に講義や研究、バイトで身に付けた技術から来るものだと思うので、勉強はいつでも損じゃないなと思う。

世にはブラック企業が蔓延っているという話はよく聞くけれど、自社は割りと良い(良くなっていってる)会社だと思う。
社内SNSの記事でも書いたけど、社内SNSを導入したりモダンな技術の勉強会、開発環境、ツールが程よく共有されるのはとても好みである。


まあ明日からもいっちょ頑張るかって感じ。
同期の女性がかわいいので頑張れる気がする。


でも一応社会人の先輩各位から転職先はいつでも探しておけと言われているので、「いや、ウチの方がもっとサイコーにクールだよ!」って会社があったら一報お願いします。


- おわりに -

こんなのすぐ換えてもらえば良い話と言われればそれまでだけど、最近部署内でMacbook派の波が沸々と出てきているので、目前のビッグウェーブを待っている所。

1年社会人をしてみてハッキリ分かった事は、ウインドーズはクソというただ一点のみである。
 
 
 

トラックボールをM570tからDigio2 Bluetoothに乗り換えてしばらく経った

- はじめに -

今まで使ってたのがこれ。
LOGICOOL ワイヤレストラックボール M570t

LOGICOOL ワイヤレストラックボール M570t

LOGICOOL ワイヤレストラックボール M570t

Amazonトラックボールマウスのカテゴリでもベストセラー1位を取る最強伝説機種。
今でも個人的に2つ所有しており、相棒のような商品だ。

今までケンジントンの「SlimBlade」なんかを使って来たのだけれど、手のフィット感とか操作性がM570tには勝てなかった。


そして今年に入ってナカバヤシから発売された、トラックボール界期待の新生「Digio2 Q

発売当初から「手に収まる!」とか「クリック音が小さくて素敵」「Bluetoothトラックボール界最強!」「M570tとボールサイズが一緒で捗る」みたいなコメントが勢揃いしてたので、めちゃくちゃ欲しかった。

この記事ではDigio2 Qをまあなんか使ってみた感想と、Windows下でトラックボール使う時はこんなソフト使ってるでというのを自分の備忘録がてら書いておく。


- トラックボールの個人的な比較 -

まず前提として置いておきたいんだけど、俺は「マウスジェスチャー」が好きだ。

Operaが最強伝説と呼ばれやSleipnir 2がカスタマイズ性で世のギークに浸透していた時代に、それらの「マウスジェスチャー機能」に触れてしまい、以降虜になってしまっている。
Macタッチパッドでもある2,3本指での操作や、ThinkPadの赤ポチも好きなんだけど、マウスジェスチャーには勝てない。

マウスジェスチャーを作動させるため右クリックを押した状態の俺は、世界を右手で動かせると言っても過言ではない。

その前提の元でトラックボールを語りたい。

SlimBlade

上記前提において、「SlimBlade」は無い。

SlimBladeの良いところは手のひらでボールをゴロゴロして猫みたいに使える所だと思うんだけど、やっぱり右クリックを押したまま様々な操作に発展しに行くには辛いものがある。

値段はやっぱり高いだけあって、クリックした時の感触なんかは超良いし、猫でも使えるんだけど、俺には親指でボールをゴロゴロするしか生きる道はない。

後本体がクソデカい。
ワイヤレスじゃなくてあのサイズ感だと、デスクにはかさばるというのが結構苦手だった思い出。

ただ、ケンジントントラックボールマウスの良いところの大半は「TrackballWorks」にある。
TrackballWorksをインストールすると、カーソルモード、ビューモード、メディアモードなる3つを切り替えられるようになる。
カーソルだと普通のマウス操作、ビューだとトラックボールゴロゴロしてスクロールできたりズームインアウトが操作できる。
メディアモードだと音量調節したり、動画見てたらその操作なんかが出来る。

あんまりメディアモードは使わないんだけど、このトラックボールをゴロゴロして画面をスクロールする操作は癖になる。
正直一般的なマウスについているホイールによるスクロール作業には戻れないレベルで快適。

ただ、後述するようなソフトウェアを導入すると、トラックボールゴロゴロしてスクロールは他のトラックボールマウスでも実現できるので、しばらく使ってすぐM570tに乗り換えてしまった。

本当デカいので、デカいのはチンコと態度だけにしようと神に誓った俺には合わなかった。

ネットサーフィンには申し分ないけど、もうちょっとクリックしながら〇〇がやりやすい方が、仕事には向いてる気がする。

M570t

M570t」。控えめに言って神。

親指でボールをゴロゴロするだけで、地球を回しているかのような錯覚に陥る。

経済やPDCAを回している暇があったらM570tを回せ。

マウスジェスチャーとの相性、ワイヤレス、大きさどれを取っても最強のトラックボールマウス。

正直デメリットとなる部分は無いんだけど、会社のかわいい女子同期が「使ってみた~い(かわいい)」と言っていたのでソッコー貸してみたところ「私の手には大きすぎたよ…(´ . .̫ . `)」と言って返してきたので、かなり手が小さい人にはキツいのかもしれない。
俺も男性にしては手が大きい方ではないが、好みの問題もあるのかも。
後、かわいい同期はかわいい。

Digio2 Q

コイツの第一印象はまず「小さい」。

M570tは大きくて、ノートPCと一緒にカバンに入れるのはちょっと邪魔というのがあったものの、Digio2 Qならヘーキ。

M570tロジクールのいつものUSBレシーバーが必要になるんだけど、Digio2 QBluetooth版もあるのがクール。
もちろん有線やUSBレシーバーを使うやつもあるが。

というかBluetoothトラックボールってのがもう最強で優勝。
スマフォやタブレットでも使えるし、ノートPCとの相性も良い。
優勝が最強で優勝って感じ。

あとカラーリングが豊富。
https://www.nakabayashi.co.jp/_files/_ck/images/161215%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB-2%281%29.jpg
ありすぎ。

操作性も、慣れたらM570tから乗り換えられるなあという感じがある。

ただ、スムーズ操作性や静音をめっちゃ意識した作りなのか、「ホイールがゆるい」「クリックが静かすぎる」というのが個人的には微妙。

オタクなので「カチッ…カチッカチッ…」って音がなってると心が躍り歌いはじめてしまいそうになるし、ホイールは固く確実に操作できるのが好き。
ホイール使わなくても、大体トラックボールでスクロール操作するからね。

まあでも確実に持ち運びにおいて最強のトラックボールマウスであって、最近はカバンの中に常に入っている。
外出先でもトラックボール
優勝。


- Windows周りの環境 -

近年では、仕事という宗教に縛られているのでWindowsをよく使っている。

なのでWindowsの環境を作るために日夜シコシコ考えている。

まずマウスジェスチャーを何より使いたいが、今は「Vivaldi」という神ブラウザを使っていて、基本機能としてマウスジェスチャーが自由に設定出来る。

なので「Vivaldi以外のウィンドウで」という条件の元に色々イジれるというただ一点で「かざぐるマウス」を使っている。

Windows上でマウスジェスチャーを使うソフトウェアは山ほどあるが、多分ウィンドウ指定がかざぐるマウスを使う理由としてデカい。
後はエクスプローラー上で「コマンドプロンプトを開く」ジェスチャーを設定しておくと、その場所をカレントにして管理者としてコマンドプロンプトを開いてbashとかが出来るので、開発する上でサイコーに便利。
エクスプローラー上で、今のフォルダをカレントにしてエディタを開くとかも上手くやれば出来るのが良い。
多分これらが出来たらかざぐるマウスから乗り換えるのかなあと思うが今の所見つけられない。

加えて、トラックボール使うなら「Wheel Ball」みたいなソフトウェアは間違いなく入れたい。
前述した、TrackballWorksのように「トラックボールをゴロゴロしてスクロール動作を行う」系統のやつ。
Windows教ではExcelという闇の技術を横に幅広く使う場合があり、横スクロールもスムーズにしておくのが良い。

後は「カベナシ」とか。
画面の上下左右を無限に移動できるやつ。無限は強い。
お仕事場ではノートPCを主体に、ノートPCの画面 + 3外部ディスプレイで作業しているので、それらの境界を意識せず最大限自由に使えるようにしている。
あと、オタクなのでマウスは早くて1操作で画面端から端くらいまでのスピードで移動する設定で、トラックボールを右回転でシャーッとやればディスプレイを左右に3週くらいするので無限に見ていられる。
無限に移動するのを無限に見ていられるの無限に社員で要られるすごいやつ。

大体これくらいでマウス周りは生きてる気がする。
なんかこう「トラックボール使ってるのにこれ入れてないマジ!?」みたいなのがあったらWindows1年目なので是非知りたい。


- おわりに -

純粋にDigio2 Qはすごい良いマウスだと思う。
ただ、やっぱりM570tの方がオタク感をくすぐるというか、カチカチ音やデカさでギークさがにじみ出てきてよい。
手のフィット感や静音が良いという声がツイで多いけどね。

まあ、ロジクールさんがM570tBluetooth版出してくれるのを待ちたいかな。

最もベストは両方持ってる俺だと思うけどね。



LOGICOOL ワイヤレストラックボール M570t

LOGICOOL ワイヤレストラックボール M570t