Adventure

ばんくしの日常とか気になった事とかを書く。 技術ブログ : http://vaaaaaanquish.hatenablog.com/ 世界の全てが欲しい物リスト goo.gl/nAnlxg 高専から大学院、エンジニアとして就職。経歴とかブログとか作品とか大体Webサイトに書いてあるからそっちでよしなに。 vaaaaanquish.jp

「俺は上司だ」と言われても「いやお前誰だよ」ってなる

- はじめに -

4月に社会人になって半年が過ぎて、沢山の上司と関わりを持ったと思う。
やっと何となく会社の中での人間関係とか立ち位置が分かってきた所だ。

でも未だに初対面の人に「私〇〇部の部長の~~です」と言われても全然ピンと来ないし、「3分やるから今までどんな事やってきて今何やってるのか説明してくれ」となってしまう。

そもそも"部長"より偉い色んな名前の役職が何人も何人も居て「最終決戦を繰り返す少年漫画かよ」って感じだ。

それをなんとか乗り越えたいという話。


- 他人の顔と名前を覚えるのが苦手 -

まず前提として僕は人の名前を覚えるのが苦手だ。
研究室で院生をやっている間、半年くらい「あの〇〇の研究してるやつ」という感じで後輩を覚えていた。
まだTwitterのフォロワーのSNの方が覚えているだろう。

Twitterでは

こんな無茶苦茶な事も言っているらしいが、一回会ったら忘れない人とかを羨ましいと思っているし、覚えられない事をイジられたり、それで失敗したりもしてきた方だと思う。
一応ごく普通に「相貌失認みたいな脳障害か?」みたいな事で悩んでググったり、本を読んでみたりもしたけど「いやお前広告と印税で金稼ぎたいだけやろ」という感じのものか、適当に共感して主観を述べ合う知恵袋しか見つからなかった。

そんなこんなで悩んでるうちにたどり着いた結論は「別に名前とか役職とか興味ないな」だった。

名前とか役職とか卒業した大学とか出身地とか記号でしかないし、「その人が何をしたか」「どんな面白い事を成したか」が大事であって、そっち覚えてれば良くねみたいな考えが頭のどこかにあるのかなと思った。
だから多分Twitterのフォロワーの大学とか会社は言えないけど「このSNとアイコンはあの面白ツイートやコンテンツを生み出した奴」みたいな関連付けの形で覚えられるんだろうなと。


- 社会では生きづらい -

就職して分かったが、この「人に付随する記号に興味がない」というのは現代社会でとてつもなく生きづらい。

名前と顔は覚えられない。
年齢も大体で推測できない。覚えられない。
田舎高専出身で大学受験を経験しておらず、都内の大学名も全然分からない。覚えられない。
社内の部署どころか役職すら把握できない。

そうすると、社内で顔を合わせた人が誰なのかも分からないし、噂話にもついていけなくなる。
一応全ての人に敬語で話すようにしているが、時と場合によっては複数人の位の差を見極め切れずに死ぬ。

まあ世間話なんてのはどうでも良くて、業務に支障が出るのが一番つらい。
「〇〇部の☓☓やってる~~さんに連絡して。」への対応も一苦労だ。

一番つらいのは「〇〇部の~~です。よろしくお願いします。」と言われた時に、一旦警戒して「(コイツの話本当に信用して良いのか…?)」となることだ。
相手の立ち位置や背景が読めないので、適当に物事言ってるのか真剣なのか察しづらい。
(いや、そもそも社内の人だから信用しろという話ではあるが…)

結果として、時と場合に合わないレベル感で、適当だったり無理に色々やってしまったりする。


- 努力で改善していく -

「こういう奴も居るんだから配慮しろ」と言うのは、SNSでクソリプ飛ばしてくる人間と同じになってしまうので、どうにかこうにか変えていこうと動いている。

20歳超えて「根本的な思想」を変えるのは難しい。
経験的裏付けと認知的不協和があるからだ。

なので僕は「行動」を変えるようにしている。


一番効いたのは「聞く」事だ。
頭に入ってない人をサジェストされた時は「あの人どんな人ですか?」「何やってる人ですか?」「性癖は?」と、絶対後で必要ないだろと思う事まで色んな人に聞くようにした。

人間誰しも歳を食うと昔話がしたくなるもんらしく「あの人は昔他の会社で一緒だったんだけど…」と聞いてもいない話を喋ってくれるので、そうして積み重ねていけば「あの人は元WebエンジニアでAWS系に詳しいので今サーバ周りで一番偉い」みたいなタグ情報が集まっていく。

結局顔や名前は覚えられないんだけど、いざその人の話になった時、関連ワードから推測して「あぁ〜!あのAWS詳しい人ですね!」とか適当な事抜かしておけば大体バレない。

完璧だ。


加えてもう一つ効能があって、頭の中でネットワーク図を構成出来る。

「名前も部署も忘れたけど、〇〇さんは一緒に仕事した事あるって話だったような…」という時は、〇〇さんに「あの人誰でしたっけ…え〜っと…」と言いながら覚えたタグを単語で並べていけば、いずれ紹介してもらえる。

最高だ。


とにかく自分の覚えられる情報は覚えて、後切り捨て、その時間で社内ネットワークの把握に努めた方が効率が良いという事がこの半年で判明している。


- システムで改善していく -

弊社では「Workplace」というFacebook社が出している社内SNSを使っている。

ニュース - Facebook、Slack対抗の法人向けサービス「Workplace」を正式リリース:ITpro

まだ開発途上で、API仕様はクソだし見た目はほとんどFacebookと同じなので情報量多すぎて社内ツールとしてやってられない部分も多いが、「お前誰だよ」という現象に対してはかなり助けになる。

Facebookと同じで、各人のプロフィールページがあるのだ。
そこで、プロフィールや顔写真、役職、過去の投稿を見ることができる。
プロフィールページに行けば、今までどんな事をしてきた人で、今どんな事をしているか丸分かりだ。


加えて「カオナビ」というサービスも利用している。

カオナビ(kaonavi) | 顔写真が並ぶ、クラウド人材管理ツール

こちらはかなり以前から導入されていたらしく、社員番号順に顔写真とプロフィール、今までの成果を見ることができる。ブックマークしておけば、もはや覚える必要すらないのだ。


MTGやランチに行く際には、参加社員のリストを見て、名前を検索してどういう人か調べるようにしている。

これで無問題。
話題に乗り遅れる事も、背景をお察しする事も必要がなくなる。

最高だ。


- おわりに -

まあ何だかんだ努力はしてるんだけど、まだ全然「いやお前誰だよ」ってなるし「漢なら成果かコードで語れや」とか思う。社会性高い系すら程遠い感じ。

ただ結構ネットを見てると、同じ事で悩んでる人居そうだし意見が聞ければいいなと思って書いた次第です。

俺は半分あきらめたけどな。


後もう社内SNSやカオナビ系のサービス使ってない会社に行けそうにないし、IT各社は前向きに検討してくれよな。
じゃあな。
(僕はそっち系の会社ではないので宣伝ではないです)

なりたいな「無ければ作る」エンジニア

- はじめに -

タイトルが575です。

大学、大学院と進学し、就職して半年が経ちました。
今はコード書いたり研究活動するタイプのエンジニアとして働いています。

最近、大学でも会社でも評価されるのに誰も教えてくれない事があるなと思いました。
それは高専の時教わった「無ければ作る」という考え方です。

これがすごい大事だなあと思っているので、よしなに書いていこうという記事です。


- 無ければ作るとは -

高専に在学して居た頃、プログラミングの先生も電子回路の先生も口を揃えるように言っていました。
「無いものは自分で作ってみなさい」「まずは自分の手を動かしてみなさい」と。
「望んだ物や環境がこの世に無いならば、あなたが作れば良いんです」と。

高専に居た頃は「いや、でもそんなの無理…」とか、よく思ったりしました。
望むものって大体自分の手が届くか届かないか分からない所にあって、多分届かないだろうと思ってしまうんですよね。「やったことないけど旋盤でパーツを加工をしないといけなさそう…」とか何とかなるか微妙なレベルの物もあれば、「学校の制度自体を変えないといけない」とか絶対無理そうな気すらします。

高専ではこういった事象への訓練がよくされているなと感じます。
日常の中で「ここ不便ですね」と口に出せば「どうすれば良くなると思う?」「それって自分でやるとしたらどう実装する?」と聞かれ、すぐ「じゃあやってみようか」と言われます。
授業がクソつまらん先生も、挑戦に対して平気で「あ、そういうの作るなら協力するよ」と言ってくれます。
「無ければ自分で手を動かしてみる」という行動が推奨されます。

ググって調査して考えて、「これは現代技術では無理だ」とか「金銭の関係で無理だ」「今の環境では無理だ」といった確証ある壁に当たる可能性は大いにあります。
というより、ほとんどの場合そうなります。
それでもまずググり、考えます。

行動に至っても「理想が完璧に現実になる」という事は珍しいです。
大体、人間の発想で今現実に普及していない物を作ってもゴミが出来上がる事が大半です。
それでも、無ければ作ります。

ゴミを作ったり、良い物を作ったり、怒られたり、罵られたり、褒められたり、笑われたり、正と負どちらの経験も大事。エンジニアは特にそれが仕事に大きく関わってくる職業で、その経験の数が技術力となっていきます。


高専プロコン等で出会った優秀な学生や大学で成功している人、コンテストやハッカソンに出てくるような人、社会で成果を出している先輩方はみんな直感的にその考え方が出来ているなと感じます。
「無いのでじゃあやってみよう」と手を動かします。
常に不満や望みを考えて、時には直感的かつ挑戦的に物を作って、経験を積んでいきます。

「これが必要だな」と思ったら「作る」行動へ繋げられる。
そういった考え方が経験と技術力と評価に繋がっていきます。


- 今までを振り返っても -

自分の今までを振り返っても、実際今無いもの作ってみる行動やその経験から生まれた判断が評価された事がほとんどだったなと思います。

研究室で欲しいものがあれば作ってきました。
共用のGPUサーバもGitも寝られる場所も作りました。
研究内容も「これが不便だなあ」と思ったものを研究しました。
時には学校にもの言って、色んな事をやらせてもらいました。

会社に入っても、「今これが必要とされてるけど会社に無いよなあ」と思ったら作るようにしています。
システムも制度もです。

結局そこで作ったことで色んな事を任されるようになったし、自由にできるようになったと思います。
失敗してクッソ怒られたりもしましたが、その分新しい物を作って評価されていると思います。


- やらない社会 -

大学や会社では「作ってみよう」って本当教えないですよね。
僕が「これ欲しいなら作ってみない!?」って言って行動してくれる仲間はほとんど居ませんでした。
「それ不便ですし何とかしましょう」と提言して協力してくれる教授や先輩も少なかったです。

良い物を作るためには理論だけでなく、技術選定や作る上での失敗を経験しておく必要があるのにね。

一生作らない言い訳を考えてて欲しいです。
俺は作って変えるために考えるからな。
作るために考えるし、作るために動くからな。


- おわりに -

作らない人がどうこうという話はどうでもよくて、「無ければ作る」は社会で武器になっていきます。

最初に作る事、作る経験、作るための思考、作った物への反応すべてが技術力に繋がります。

だからこそ、いつまでも「無ければ作る」を忘れないようにしたいなと思います。
そして、そういう気持ちで物事を言ってくる後輩が居た時に、協力できる人になりたいと思います。
無ければ作る人達を応援し続けたいです。


最後になりましたがタイトルはなんと575です。

でもお前のアイコン無断転載じゃん?

- はじめに -

最近、"ガルパン"や"シンゴジラ"、"君の名は"が話題になって、映画批評系のブログ記事がホットエントリーになる事が多い。
昨日も「同じ映画を何回も見る人って…」みたいなブログ記事がバズっていた。

同じ映画も好きなだけ見ると良いと思うし、色んな映画を幅広く見るのも、映画を見ないのも構わないが、ブログ記事のサムネイルは映画のワンシーンだし、記事内で引用されてる映画論評アカウントのアイコンも映画の画像かアニメキャラの画像。

コンテンツの事は好きなのに画像は転載するってお前それ「コンテンツが好きな自分が好き」なだけなのと勘違いしてんじゃないのという話。


- でもお前のアイコン無断転載じゃん? -

今やインターネットが普及して、市民ジャーナリズムや個人ジャーナリストが一般に認知されている。
個人の意見や見解が時に人を動かすし、企業も「個人の発信する力」を常に考えている時代だ。

個人のTwitterアカウントが投稿したものが、社会全体に広まって話題になる。
自分の好きなものを評価して、共有して、その情報でみんなで盛り上がれる事ができる。
時に、その情報が社会を変える事もある。
テレビや新聞じゃ得られなかった欲求が、インターネットには満ちていると思う。

SNSは特に日々色んな事が話題になって、いつ誰が中心になるか分からない状態だ。
好きな事を語っていただけなのに、明日にはその投稿で世界中の話題の中心になっている可能性がある。

好きなコンテンツを語るのは凄く良いことだと思う。
好きな事で繋がった人達は、より深い内容で話ができるし、その結果生まれるものも多い。

でも待って欲しいんだけど、お前のアイコン無断転載じゃん?

好きなものをアイコンにしたり画像でシェアしたりしたい気持ちは分かるけど、でもそれ無断転載じゃん。

お金が発生するはずの動画や画像を許可なくダウンロードして貼っつけて、その所作はとても簡単だけど、それマスメディアがやって炎上しまくってた内容と一緒じゃないの。
インターネットをする人達が一番嫌いな転載ってやつなんじゃないの。

好きなら何でもやっていいと思ってるの?


- でもお前のそのシェア無断転載じゃん? -

最近では、"君の名は"の公式アカウントが作られ、違法なアップロード動画をTwitterでシェアしているアカウントに対して注意喚起を行っている事が話題になった。

動画をシェアしている人には、多分罪悪感はないのだろうと思う。
そのシェアの方法がどれだけクリエイターや企業にとって損害となっているのか想像がしづらいからだ。

こういった行為は、お金のかからない便利な行為という認識が強いだろう。
批判している人も一定数居るが、認知的不協和からこういった人が変わる事は難しい。
認知的不協和理論は本当にすごい。大体当てはまる。

ただ気付きにくいだけで、アイコンを無断転載画像にしてるやつも、ブログ記事に公式サイトから引っ張ってきた画像を適当に載せてるやつもそんなに変わらない。
映画全編より作業と罪悪感が少ないだけだ。

そしてそのシェアは、好きなコンテンツのシェアじゃなく、そのコンテンツが好きな自分をシェアしているだけだ。

好きなコンテンツに損失を与えているという意識はない。
言ってしまえば、屋外で自分勝手で横暴な迷惑行為を振りまいている人と同じだ。

そこで満たされる欲求は多くの人に迷惑をかけている。


- 石は投げにくく効果も薄い -

僕は音楽が好きで、毎日YouTubeで新しい音楽を見つけてはリストに振り分けてるくらいYouTubeを使っている。
動画サイトを使えば一目でわかると思うが、違法アップロードの動画に目をやらない事はほぼ不可能に近い。

上記の"君の名は"が話題になった時もこんなツイートをした。

これがとても難しい。

ブラウザでリンクを開いて投稿者を確認するまで違法アップロードか判断しづらいし、アカウント名に「【公式】」までつけているアカウントまである。
アップロード者の目的も色々あって、広告料を稼ぐアカウントもあれば、善意と思ってアップロードしている人も居ると思われる。この多様な目的が、転載かどうか判断するのをより難しくしている。

しかし、公式からアップロードされたり提供されたりしないものは、投稿の形式がどうであれ、珍しいし、価値が生まれ、シェアされて広まって、より判断するのが難しい形でユーザの元に広まっていく。
現代社会で、この広がりの波自体を避けて通るのはとても難しい。


それはSNSでも同じだ。
例えばこのアカウント。
Twitter / Account Suspended
フォロワーは1万5千と僕より多い。

YouTubeから日本の音楽グループのMVを切り取って転載するだけのアカウントだ。
この動画が公式のYouTubeで再生、シェアされていれば、アーティストが設定した公式の広告が流れ、広告料がレーベルに入り、アーティストの活動がしやすくなり、アーティストも聞き手もWin-Winだったであろう。

こんなアカウントがごまんとある。
ごまんとあると、つい「宣伝」と思いRTしてしまいがちだけど、本質は無断転載で損失を生んでいる。
その事を意識すらしにくいのが現状だ。


かつて転載で炎上し、凍結にまで至った@Copy__writingとその周辺のアカウントもある。
togetter.com

しかし、該当アカウントほぼ全てが「自分でアカウント削除 -> 復元可能期間に復元」の方法で復活している。

インターネット警察だけでは、処理しきれず蔓延を止める事ができないのだ。


- じゃあどうすれば良いのか -

まず我が身から。
自分でこれアカンかなと思えば自分で止めれば良いし、訂正すれば良い。
インターネットなら訂正できる。
ツイートもリツイートも消せるし、アイコンも今から変えられる。
ブログ記事だって書き換えられる。

そうやって転載してるうちは、ファンでも批評家でも個人ジャーナリストでもない。
ただの迷惑ユーザだ。

人の事を注意するのも良いけれど、まずは我が身から。
認知的不協和にもがく暇があれば、少し自分の行動を見直すのが一番良い。

あなたのシェアが変われば、フォロワーが変わり、社会が変わり、その先にコンテンツもより良く変わるのだから。


- おわりに -

適当に殴り書きしたけど、僕自身も意識しない所で何かやってるかもしれない。

でも意識してても避けるのが難しい現代だからこそ、意識する意味はあると思う。

もし僕が変な事をしていたら、その時は遠慮なく木の下に埋めてあげて欲しい。


\ババーン/

ポケモン改造とかいう厳しいゲーム界隈

- はじめに -

ポケモンというゲームがある。
今やポケモンGoをする人で街は溢れているし、大きなポスターがそこらじゅうに貼ってあって、老若男女ポケモンを知らない人は最早居ないと思う。
ゲームシリーズも非常に人気で、今ではインターネットを通した対戦やポケモン交換が楽しめるらしい。

ゲームと言えば"改造"というワードが常に付きまとう。
ポケモン専用のWikiには改造ポケモンという項目もあるくらい議論され続けているようだ。
改造ポケモン - ポケモンWiki

そんな中、何故か僕に改造の依頼が来たという話をする。


- DM -

主に以下のような改造依頼が、見ず知らずのフォロワー外から突然飛んできた。

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激しい。

僕をエンジニアとして見込んだのか、釣りなのかは分からないが激しい。
ポケモンという界隈はここまで激しく厳しい世界なのかと思った。


- ゲームと改造 -

僕自身ポケモンを少しやっていた時期もあったが、今の事情はさっぱりだ。
僕がポケモンをやってない間、改造について様々な問題や議論があっただろうが、あまり詳しくない。
はじめに挙げた 改造ポケモンWiki によると、今でもユーザには肯定的な意見と否定的な意見の両者が介在し、任天堂コンピュータソフトウェア著作権協会は強く否定しているようだ。

そもそもゲームをほとんどしないので感覚としてズレている部分もあるだろうが、肯定派と否定派どちらの意見も理解できる。
通常プレイで手に入らないものを見たいだろうし、できる事なら俺TSUEEEしたいだろう。
でも改造でネット対戦なんて間違っているという人が居るのもわかる。

ゲームのデータを弄ったから倫理的に間違っているかと言われれば微妙だし、ネット対戦も公式で実装されているパリティチェックを通ったデータなら良いんじゃないのとも思う。
かと言って数時間以上かかるはずの育成を数分データを弄って作成して楽しんでいる人の気が知れない気持ちもわかる。ゲームは決められたルールの中でやるから面白いというのもわかる。

でも、否定派の人も他のゲーム改造コンテンツとかで楽しんでたりするし、肯定派の人も他のゲームではチーター批判していたりする。

全員が正しく、全員が正しくない。
本当よくわからない世の中だし、こんなの未来永劫決着つかない議論の1つじゃんと思った。


ただ、ユーザ間の議論の決着はつかなくても、公式の見解は尊重すべきだ。
ポケモンというゲームは公式が注意喚起しチェックするシステムまで作って対応に力を入れている。
そこだけは揺るがない事実だし、ルールだと僕は思う。

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そしてブロックでおわり。


- おわりに -

ポケモンをよくやっている友人曰く、ポケモン界隈は殺伐としながらも平和に向かっているらしい。

「公式の真摯な対応や、熱心な開発があってこそだ」と言いながら彼はカイリューを育てていた。

ポケモンも来ると良いよね平和の日。


あと個人的には、Go Plusできれば欲しい通勤に。

アメリカのハロウィン限定ラムネ菓子が美味すぎてやめられない

- はじめに -

ハロウィン限定のアメリカのお菓子が美味しすぎてどうしても紹介したいという話。

ラムネ菓子すきな人は絶対見て欲しい。

嫌いでもとりあえず見て欲しい。


- Skull & Bones Candy -

どうしても見てもらいたいお菓子はこれ。

Skull & Bones Candy

まさに欧米のハロウィンって感じの配色をしている。

ZED CANDYなる、ホームページを見ても何の会社かよく分からない会社が出してるお菓子

http://www.zedcandy.com

いや、これなんのページか分からんしせめて自社製品の通販ページに誘導しろや。

ググってもSkull and Bonesとかいう秘密結社しか出てこないし、ググって出て来る秘密結社より秘密が多い。

一応海外Amazonには製品としてあるっぽいけど、手に入れる手段は少ない。


- ハロウィン限定 -

さっき手に入れる手段は少ないと書いたがあれは嘘だ。
ハロウィン中はありとあらゆる不味そうなアメリカンお菓子を売っているコーナーに大量に置いてあるのだ。
中でも群を抜いて不味そうなカラーをしていたらこれ。

間違いなく一番不味そうに目立ってると思うので安心して欲しい。


- 謎の中毒性 -

僕がこのお菓子にハマったのは大学院生だった頃。
研究室に悪ノリしたハロウィン野郎が乗り込んできてくれたのがきっかけ。

その時はスーパーとかドンキのハロウィンコーナーにあったらしい。

初見まず見た目の色がどう見てもヤバい。

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どう見ても人間が食べて良い色をしていない。

研究室のメンバー10人くらいで怪しみながら食べた結果、俺と後輩の2人以外は受け付けなかった。
それははもう砂糖の塊という感じで、着色料でいっぱいみたいな味がする。

食べてたら絶対太るし病む感じの味。

やめられない。

あ〜・・・最高・・・


できれば人気になってハロウィン限定じゃなくなって、日本のAmazonから買えるようになって欲しいです。
超話題になって買えるようになったら何でもします。


- おわりに -

最後ですが、僕は最近は森永ラムネの方が好きです。
毎日通勤中に2つ買っています。
森永製菓今後ともさんよろしくお願いします。

森永製菓 ラムネ 29g×20個

森永製菓 ラムネ 29g×20個

第5回CodeIQ感謝祭 #codeiq39 に参加した

- はじめに -

今日は知り合いに呼ばれてこれに参加した。

PCデポの一件やオモコロで話題のヨッピー(@yoppymodel)さんが来るという事で会ってみたかったし、俺も全然社会のこと分からないので、伊藤直也さんとか澤円さんとか来るぶん他の企業見る意味でも行ってみるかと思って出た。


- おわりに -

開始1時間の僕


2時間半


なんか「転職採用試験で受かるエンジニアとは」みたいな転職の話とかをしていて、率直に「休日にこんなとこ来てないでコード書いてるような人だろ」と思った。

ヨッピーさんの質問もネット記事でよく見るあの鋭さとかグイグイ行く勢いがなくてう〜んって感じだった。

すごい人を集めても面白くなるとは限らない。現実は難しい。

がんばろ。

新卒社会人なのでとにかく給料の話がしたい

- はじめに -

今日はみなさん大好き給料日。

新卒社会人になって半年が経とうとしているエンジニア職の若者が給料の話をします。

「給料の話」ってなんか暗黙の了解的にしづらい雰囲気がある現代社会ですが、エンジニアなので人の気持が理解できないため、ブログに書いてしまうという話です。

そもそも何で給料の話ってしづらいんだろうか。


- 給料の話をさせろ -

世の中「給料の話」ってしづらいなと思います。
「あの人はいくら貰っている」とか「俺は手取りn万円だよ」とか。

なんか「妬み嫉みの原因」「評価制度が」とかよく言うけれど
いやでもそれ分からないと目標とか立てづらくないですか?
というか「給料の話」がオープンにされる社会にあなた居た事あるんですか?
と思うわけです。

誰かの給料が分かった時、本当に会社って回らなくなるものなんですかね。
他人の給料なんか気にせず、自分の給料を上げる事だけ考えれば良いのでは?

給料話をされた事で足を引っ張り合うような人なら、多分他の事でも足を引っ張るだろうし、先んじて辞めてもらった方が良いのでは?


とにかく若造の僕は、上の人の給料を見て目指す先を見据えたい年頃なのです。
オラオラ上司、てめえの手取り教えろや。


- オープンな社会を考える -

ここ半年毎回の給料日に考えていたのは、じゃあ役員から部長から「俺、手取りn万円だよ!ここ目指して来いよ!」と言い始めたらという妄想です。

例えばBuffer社

給与の計算式まで外部公開してて色々すごいところです。

Buffer社のように自分でもしも給与の計算ができた時、「来期はあの部分を頑張ろう」とか「ここ評価されてないからアピールしてみよう」と思うだろし、達成する目標に対して、自分の会社がどんな指針で評価して、どんな方向性を向いているのか理解した上で仕事ができるだろうなと思います。

また「同僚の彼の評価は何故高いのか」指標を元に考える事もできます。
もちろん評価までの経緯等が違うだろうけれど、同僚に「どのように評価されるよう努力しているのか」聞いてしまえば良さそうですよね。

オープンにすることで生まれる不満もあるでしょう。
職種が違う人の給与、違う職場で働く人の給与が主な原因だと思う。
でもそれは、オープンにした時に得られる努力に対するモチベーションに比べたら薄い事で、他人の給与ではなく自分の給与を上げる事を気にする人が増えるような施策を打つことで補えるように感じるわけです。


- グレード制 -

最近ソニーとかジョブグレード制だったりするらしいですね。

ソニー 職務給「ジョブグレード制」採用で、ほとんど全員年収カットへ :MyNewsJapan

「上級職なら年収n万くらい」みたいな。
ハンターみたいでかっこいいです。

ある意味オープンな社会の一歩手前みたいですよね。

これは個人的には結構厄介だなと思っていて、結局グレードという名のクラスタリングが為されるわけで、「エンジニアと営業職と管理職と…それぞれの立場で何でこんなに違うんだ!俺はエンジニアやめて管理職になるぞ!」とか「不得意な部分が足を引っ張ってグレード上がらない…」みたいな事が起こるよなと想像します。
得意な部分を活かせなくなったら会社ってつらいよなと思います。


- 人は邪推が大好き -

人間って邪推が得意な動物なので、自分の見えない部分が少しでもあると、憶測して誤情報を作り出すんですよね。
僕はこれが結構問題だと思っていて、文化的にタブーにし、給与体制を複雑にしている事が、余計に妬み嫉みの原因になってるんじゃないのと思います。

タブー化や複雑化によって、給与の話をあまりしないまま管理職になった人が、後輩社員に給与の説明できるんでしょうか。どういう評価指標で、経営方針で、どういう事をして欲しいか説明できるんでしょうか。
そうしてまた説明されない「見えない部分」が増えていく、負のスパイラルに陥っているような気がします。


- 未来の働き方を考える -

テレビでAcroquest Technologyという会社の給与体系を見たことがあります。
みんなの給与&賞与を全社員参加の査定会で決めるという会社です。

何でも全社員で決める会社 | Acroquest Technology|企業文化/社風|【瓦版】

最初この特集番組を見た時「なんだこれ」と思いました。
「プレゼン得意なやつが給料貰えるだけの制度じゃねーか」と。

でも、最近では未来の働き方ってそういう事なんじゃないかなと思います。

多分Acroquest Technologyという会社では、そういうアピール能力や自主性を大事にする文化、企業指針、歴史を持っているのでしょう。

「社会的にタブーだから」「常識的に」とか言う時代はもう終わりがくると思います。

会社の目的地や風土に合った選択が成されてこそ未来の働き方だと僕は考えます。
その会社の社員の強みが活かされて、それらが評価されるような給与体系が生まれていって欲しいと思うわけです。

(ちなみにフォロワー曰く、どブラックらしいけど…)

そのためには、少しはオープンにしてく必要あるんじゃないのと。
沈黙は罪です。


- おわりに -

色々書いたけど、結局今の会社は給与にオープンな会社ではないし、そういう話は控えて生きるしかないんですよね。

きっと役員や社長の考え方や、文化と歴史があるのだろうし、そういう所も考慮できるような社会人になりたいなと思います。

何が本当に良いのかを考えて、会社を変えていける人間になれると良いなと思います。

あ~がんばろう。


How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス)  ―私たちの働き方とマネジメント

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